ミスターAOR「Bobby Caldwell」のベスト盤を購入したのでその感想

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ボビー・コルドウェル アルバム

 

今回はせっぷくレコーズスタッフの私がアルバムを中古で購入したのでその紹介をします。

新たな書籍との出会いを求めて中古本屋さんの「BOOK-OFF」に行ってきました。
古本を買いに行ったのですが、音楽好きの私は当然、中古CDコーナーをスルーする事はできず、A~ZまでCDを通して見てしまいました。
そこで目に留まったのが今回のご紹介する「Bobby Caldwell」のベストアルバムです!

 

 

なんとこのCD・・中古ですが250円!
安くないですか?

大名曲「What You Won’t Do For Love」を収録したベスト盤が250円これは購入するしかありません!
この曲自体はデータで所有しているのですが、この曲を生み出したアーティストのほかの曲も聴いてみたい・・。そんな流れで即決しました。

 

アルバム Graitest Hits(グレイテスト・ヒッツ)

レーベル:Polydor(ポリドール)
発売:1992年9月2日
Mr.AORとも言われるボビー・コールドウェル初のベスト・アルバムで、過去に発売された6枚のアルバムからバランスよく代表作をセレクトしたアルバム。
1978年から1992年までにリリースされた代表曲が収録されています。

 

ボビー・コルドウェル アルバム2

 

アルバム収録曲

  • 1. The Shape I’m In(シェイプ・アイム・イン)
  • 2. One Love(ワン・ラヴ)
  • 3. Stay With Me(ステイ・ウィズ・ミー)
  • 4. What You Won’t Do For Love(風のシルエット)
  • 5. Coming Down From Love(センチメンタル・サンダウン)
  • 6. Without Your Love(ウィズアウト・ユア・ラヴ)
  • 7. Jamaica(ジャマイカ・センチメンタル)
  • 8. Heart Of Mine(ハート・オブ・マイン)
  • 9. Special To Me(スペシャル・トゥ・ミー)
  • 10. Sherry(シェリー)
  • 11. Cry(クライ)
  • 12. Stuck On You(スタック・オン・ユー)
  • 13. Don’t Lead Me On(ドント・リード・ミー・オン)
  • 14. Come To Me(カム・トゥ・ミー)

 

Bobby Caldwell(ボビー・コールドウェル)

アメリカのニューヨーク・マンハッタン生まれの70年代から80年代当時に流行した「AORサウンド」を代表するシンガーソングライターです。
1951年8月15日生まれで2017年現在65歳。デビューは1978年でこのデビュー曲が「What You Won’t Do for Love(風のシルエット)」でヒットした。

 

AORとは

AORサウンドという、私には聞きなれない言葉が出てきましたが、これはAdult-Oriented Rockの略語で、音楽のジャンルの1つという事らしいです。

日本ではAORという言葉が、70年代半ばから80年代前半にかけて、音楽用語としてよく使用された。さらに後の1988年にボビー・コールドウェルの大ヒット曲「Heart of Mine」が紹介される際に、(3)「Adult-oriented Rock」の略語として「大人向けのロック」と独自解釈され、1990年のボビーのジャパン・ツアーに際しては、日本の広告代理店が「AORの代表」と称した。以前から「Adult-oriented Rock」のジャンルにおいては、TOTOとボズ・スキャッグスがその代表であるとされていたが、さらにその印象が強められた。米国では、このジャンルは「Adult Contemporary(AC)」と呼ばれ、ノラ・ジョーンズなどが解りやすい例と言える。
Wikipediaより引用

 

アルバムを聴いての感想

全体的に聴き心地がよくメロウでソウルフルな歌声が素晴らしい。アルバムとしてみればベストアルバムなので当然といえば当然なのですが、全体的に統一感がない印象。それぞれの楽曲的には素晴らしく、メロウチューンが多いのですが、夏の夕方のドライブなんかにはもってこいの聴きやすい楽曲が多いです。

Mr.AORともいわれるボビーですが、AOR世代ではない私は逆に「こんな感じがAORなんだな」なんて雰囲気を味わいながら聴けました。
全体的にそこまでアップテンポな曲はないので、何か作業をしながらなど繰り返し聴いています。

曲の内容的には、もうなんと言っても際立ってアルバムの中で4曲目の「What You Won’t Do For Love」が良い!その他の楽曲では、90年代の初めにタバコのパーラメントのCMでよく使われていた8曲目「Heart of mine」、3曲目「Stay With Me」なんかがかっこ良かった!
「Stay With Me」は映画『竹取物語』の主題歌として最初に曲を提供して、のちにセルフカバーされた楽曲のようです。

Peter Cetera – Stay With Me


動画引用元 :Youtube channel「Arthur Aaron Trinidad

 

What You Won’t Do For Love(風のシルエット)


動画引用元 :Youtube channel「JavaJazzFest

邦題は「風のシルエット」。
もうアルバムの中では際立って良い「What You Won’t Do For Love」。
もちろんこの曲が収録されていることを知っていて購入しました。
この楽曲をそのまま聴いても素晴らしい名曲なのですが、きっとHIPHOP好きならば、どこかで聴いたことある楽曲のはず・・。
なぜならこの曲、2PacのDo for Loveのサンプリングソースなのです。
HIPHOP的にも大名曲ですね。
原曲の良いテイストも捨てずに、元ネタにリスペクトをして制作したかのような印象をうけました。

2Pac feat.Eric Williams – Do for Love


動画引用元 :Youtube channel「MakaveliVB

その他にも数々の曲にサンプリングソースとして使用されています。

Kool G Rapの曲もぶっといビートで良いです!

Kool G Rap – Blowin’ Up in the World


動画引用元 :Youtube channel「IBeGawd

 

アメリカでのBobby Caldwell評は目立ったヒットはデビュー曲の「What You Won’t Do For Love」のみ…という風潮で、一発屋と見なされているらしいですが…、
アルバムの構成はじっくり考えられていてラストにスローナンバーを持ってきたり、各曲の配置を考慮して収録している印象を受けました。
筆者の感想的には、とにかくソウルフルなR&B調で聴きやすいアルバムでした!

 

BOOK-OFF

 

ちなみに今回CDを購入させていただいた「BOOK-OFF」では、宅本便(インターネット買取)もできるそうなので、不要なCDや本がある方はご利用してみてはいかがでしょうか!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた次回!

 

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