やってまいりました、ラスボス般若戦!
ACE、FORK、輪入道そして呂布カルマを圧倒してLAST STAGEまで上がってきた新世代ラッパーLick-G。
ラスボス般若の強襲、その先にある結果とは!?
フリースタイルダンジョン 5th season Rec1-4 2018年5月1日放送分#2
お前 半端じゃねぇな いつもの般若じゃねぇんだ!
Contents
Round1 先攻 LAST MONSTER 般若 後攻 Lick-G
BATTLE BEAT – NITRO MICROPGONE UNDERGROUND/NITRO MICROPGONE UNDERGROUND
ターン1
LAST MONSTER 般若
お前 半端じゃねぇな
いつもの般若じゃねぇんだ
俺もラップしたいからここにいるだけ
誰が逮捕? そんなの関係ねぇ
俺がここにいれば このダンジョンを守れる
下手は打たねぇ これがそう 俺だけのもんだぜ
耳が痛い 違うね お前の存在が痛い
これが俺だけのそう視界と世界
Lick-G
視界と世界
お前は このバースで死体と化すがいい
お前のラップをどかすライミンング
既に火 付いてる 導火線とタイミング
俺の存在が痛いって 存在 存在
お前は ブンバイバイ
ラップのレベルは こいつは文化祭だぜ
ターン2
LAST MONSTER 般若
そう ブンバイバイ
ラガでも出来るぜ これがフリースタイル
お前の耳が痛いだけ そう これが本物の違いだぜ
3人クリティカル だから どうしたよ
これ本物 リアル
気合いと言葉と生き様だ
後は何だよ? 言ってみな
Lick-G
気合いと言葉と生き様じゃなくて
それを音楽に乗せるのが俺らの役割じゃないの?
会場 俺の才能
開放
もうこれで決まってる
新世代 どっちがヤバいか考えてみなさい
それだけだぜ 日本人ラッパー総選挙
勝つのは 当然 僕
Round1 判定結果
チャレンジャー 4 – 1 モンスター
判定内訳
いとうせいこう モンスター
DJ EMMA チャレンジャー
LiLy チャレンジャー
ERONE チャレンジャー
KEN THE 390 チャレンジャー
Winner – Lick-G
審査員コメント
Lick-Gは、1回戦からずっと今までのバトルの枠にはいない態度というか。もう誰もが想定しているような返し方じゃないとことか、動きとかビートが鳴った時にとるレスポンスとか全てアクションを含めてすごく自由であって、自由なんだけど結果、そのLick-Gの自由な気配が会場を支配する事によって普通にバトルしようとする相手が窮屈に見えてくるというか「才能 開放」でリズムを開ける所とか。
最後に「日本人ラッパー総選挙 勝つのは 当然 僕」みたいな、般若さんの曲をサンプリングしつつやる事で凄くLick-Gがどんどん輝いて見えてくる。
by KEN THE 390 「DREAM BOY」主催
Round2 先攻 LAST MONSTER 般若 後攻 Lick-G
BATTLE BEAT – やべ〜勢いですげー盛り上がる feat.stillichimiya/田我流
引用元:stillMMM/YouTube
ターン1
LAST MONSTER 般若
いいわ いいわ いいわ いいわ
ヒリヒリした感じ この良いわ
俺もう全員敵だらけ 別に味方とかは関係ねぇ
昔からガキの頃から全然やってんだ そう
リズムがズレてんじゃねぇ 俺の生き方がズレてるそう
溢れ出るこの感情 それがフリースタイルダンジョン
8小節の中で どんだけ魅せるか ここで誕生
言ってみ? Lick-Gは?
俺がズレた? 違うね 俺の言葉 全てびっくり
Lick-G
はい うるさい うるさい
まず このビートにしっかり乗ってラップしようじゃないの
いつも言ってる お前は生き様 生き方
それよりラップで魅せようぜ
どっちが証明 かます all day これが表現
上げまくる これが 暴言
俺も証明したいかもな 生き様で
般若 死に晒せ
ターン2
LAST MONSTER 般若
生き様で 生き様で 死に晒せ
いいよ お前より先に多分普通に言や 死ぬかもな
だけど ここで何を残す あとは何? 天国? 地獄? つうか
これが超楽しいHIPHOP
テレビで出てる こんな事 全然関係ねぇけど
俺 超今楽しいって それだけだぜ
1万とか2万とか100万とか関係ねぇけど
さっさと俺を楽しませてくれよ
Lick-G
もう充分楽しませたから この後は俺のアルバム聴いて
アフターパーティにも行っとけ
つまり俺の言葉は こいつよりもリズム感が良いって事だけは間違いない
このラップだけで どこまでアゲれるかの勝負
お前のラップよりもドープだぜって そういう事だぜ
もうこれで分かったか? 新時代
俺が死んでも 10年後 俺の音楽は生き残り続ける
Round2 判定結果
チャレンジャー 5 – 0 モンスター
判定内訳
“クリティカルヒット”
Winner – Lick-G
審査員コメント
Lick-G、おめでどうございます。昔のLick-Gは少し聞き取りにくいところがあった。でも今回からのLick-Gは、母音で伸ばしていく事でうねりを作って、単調な日本語をラップにしていく事を初めて始めたんじゃないかこの人がっていう。
そして内容が常に的確であるっていう、これはまさに新次元、新世代。
これをベースに新しいHIPHOPが出てくるのではと感じさせる5戦でした。
ありがとうございました。
by いとうせいこう 「日本語ラップの先駆者」
LAST STAGE 勝者
チャレンジャー
Lick-G
Dungeon Guest live 2018.5.1
2018年5月1日のダンジョンゲストライブは、Lick-G。
Lick-G
2人目のダンジョン制覇者 時間軸を湾曲させるフロー 猟奇的なライミングそして独自の世界観等に定評がある
Twin Peaks
引用元:Lick-G/YouTube
所感・まとめ
引用元: Grand Master TV / YouTube
ラスボス般若2度目の敗北!
..という事でLick-G、フリースタイルダンジョン史上2人目のダンジョンクリア、覇者となりました。
いや〜こんな事になるとは、想像つきませんでしたが。今回のLick-Gは、本当にモンスターを圧倒、圧巻の結果ですね。
お前のラップをどかすライミンング 既に火 付いてる 導火線とタイミング
強かったですね。
そしてダンジョン2回目の制覇という事ですが、前回の晋平太の挑戦から以外と早い気がします。
般若が、2ラウンド目「リズムがズレてんじゃねぇ 俺の生き方がズレてるそう」とビートに乗りきれてない事を般若らしさで肯定しようとするんですが、Lick-Gが後攻でそのビートに乗って魅せるんですよ。
ルールの改正などはあったものの、今回は文句なしのクリアじゃないでしょうか?
という事で、ダンジョンのレポートでした。
ぃゃ〜お見事でしたm(_ _*)m
ヒップホップダンス指導革命【ダンス必修化で、お困りの中学校の先生へ。明日から授業で使える指導法】DVD2枚組
フリースタイル・ダンジョン
画像引用元:フリースタイル・ダンジョン | テレビ朝日
“FREESTYLE DUNGEON/フリースタイル・ダンジョン”(毎週水曜/火曜深夜 放送 1:26 – 1:56)は、Zeebraがオーガナイズする、MCバトル。チャレンジャーはMONSTERとフリースタイルバトルを行い賞金100万円獲得を目指す!!
公式サイト – フリースタイル・ダンジョン | テレビ朝日