90年代後半に数々の大ヒット曲を生み出したその時代を象徴する3人組グループ、globe(グローブ)のミュージックビデオのご紹介。
globe20周年プロジェクトの一つとして現在「ミュージックビデオドラマプロジェクト」としてスタートしており、Youtubeのavex公式チャンネル等で公開されています。
「globeデビュー20周年プロジェクトの一つとして、また、小室哲哉が描いた歌詞の世界を象徴的に映像として表現するため、MUSIC VIDEOプロジェクトがスタートした。
「FACE」「DEPARTURES」など、90年代を象徴する大ヒット曲であるにも関わらず、MUSIC VIDEO自体が存在していなかった楽曲、そして「FACES PLACES」などglobeの代表曲が、時代を超え、現代のファッション・アイコンを主演女優に迎えて映像表現される。」
※ avex Youtubeチャンネルより
第1弾として「FACE」のミュージックビデオは2016年3月14日に公開されており、そしてつい先日、5月2日に第2弾として「DEPARTURES」のミュージックビデオが公開されました。
Contents
globe / 「FACE」(主演:池田エライザ)
– avex Youtubeチャンネルより引用-
「FACE」のミュージックビデオは、夢を追って上京した主演の池田エライザさんが、納得行く活動ができずに故郷へ帰ってきて、母が営むスナックで働いている。そこで働いている途中に旧友からの電話で話しているという場面から始まる。
夢を諦めきれないけれど、考えないように日常を生活しているけれど、ふと自分の現状を見つめるとその状況に納得がいかずに取り乱したりと、そんな場景が描かれている。
そしてついには思い立ってもう1度チャレンジしようと決心する。
そんなストーリーが「FACE」の歌詞ともうまくリンクしながら映像が進んでいきます。
参考 itunes
カテゴリ: J-Pop
globe / 「DEPARTURES」(主演:三吉彩花)
– avex Youtubeチャンネルより引用-
雪深い村で生まれ育った主演の三吉彩花さんが電車の中で恋愛の過去を回想するシーンから始まる。猟銃を持ち雪深い駅で降り、雪山をひたすら歩く。
雪山で異常とも見える若い女性が猟銃を持って歩く姿はまさに失恋によって狂気を起こす心情を表していると筆者は解釈しました。
ただ申し訳ないが銃声だけはリアリティが無いように思いました。
一連の非現実的なストーリーが様々な連想を呼び起こして面白かったです。
参考 itunes
カテゴリ: J-Pop
雑感
最近のミュージックビデオでは様々な編集技術や効果を加えながら次々に場面が変わっていき少し慌ただしいものが多いが、両作品ともにストーリー、出演者の演技や表情、カメラワークなどなど映像クオリティがとても高いなと感じました。
歌詞から連想する景色と映像が絶妙にマッチしてそのストーリーも楽しめるとても面白いミュージックビデオなので是非ともじっくりと見ることをおすすめします。
Youtubeのコメント欄などを拝見すると若干イメージと違った等、あまり称賛とは言えないコメントも見受けられますが、そもそも90年代後半を象徴する大ヒット曲であって、それぞれ個人的な曲のイメージが既にあるところに映像を付けると考えるとなかなか難しい状況だったのではないかと想定されます。
第3弾の「FACES PLACES」には新川優愛さんの主演が決定しているそうです。
公開がとても待ち遠しいです!
globe公式サイト
http://avex.jp/globe/
avex Youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UC1oPBUWifc0QOOY8DEKhLuQ