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絢香 × GAKU-MC – あしあと

LIVEでしか聞けないレアな楽曲がある。2007年3月16日から18日にかけて行われた「AP BANG! 東京環境会議 vol.1」でお披露目された1曲。絢香とGAKU-MCによる”あしあと”だ。

AP BANK、仕掛け人の小林武史が東京環境会議のためにオリジナルソングを制作する試みから、絢香とGAKU-MCをフューチャー。

「AP BANG! 東京環境会議 vol.1」

2007年3月16日から18日、東京・新木場「STUDIO COAST」にて小林武史がオーガナイズしたイベント。テーマは、「環境と欲望」。

アーティストのLIVEに加え、環境問題の専門家が講義、パネルディスカッションなどを行った。

参加アーティスト

  • タカチャ(Band Act)
  • WISE(Band Act)
  • GAKU-MC
  • 絢香
  • KREVA
  • 岡村靖幸
  • AI
  • ENDLICHERI☆ENDLICHERI
  • 井上陽水

※絢香、KREVAの2人は3日間にわたって出演した。

絢香 × GAKU-MC

東京環境会議のためにオリジナルを作ろうと思って、そのためにGAKU君と絢香に出会ってもらって作った曲と小林はステージ上で紹介。

小林の発案の元、絢香とGAKU-MCは、実際に会う前に手紙で歌詞をやりとりし、2日で詞を書き上げたいう。

絢香は、”人は一人で生きていけない・・・だから・・・”抽象的に人生における切なさまじりの希望を歌いあげる。

GAKU-MCのリリックは、まっすぐに・・・支えてくれる人への愛と感謝の気持ち、”君を幸せに・・・まずはできる事からやっていく・・・”

そんなふうに、1人の人間の決意を具体的に語りかける。

2人が別々の角度から同じテーマへのアプローチ、絢香からのメッセージにGAKU-MCがストーリーテラーとなる歌とラップの掛け合いが、今を平凡に生きている、そこにいる誰かの日常を映し出す物語の様になっている。

曲は出来上がっていた上で、手紙でやりとりし、2日で書いた詞。なんだかエコでヒップホップで「AP BANG! 東京環境会議」らしい1曲だ。

あしあと

YouTube – krebs616 – より引用

アーティスト情報

絢香

GAKU-MC

キャタピラーが “あしあと”を「足跡」として音源化

「絢香 × GAKU-MC」ではなく「キャタピラー」という新ユニットでバージョンアップされてリリース。

小林武史が、NHK-BSのドキュメンタリー番組 地球ドキュメント MISSION (2011年4月終了)のテーマソング依頼された事から始まったプロジェクト。

メンバー

  • 小林武史
  • 一青窈
  • Salyu
  • GAKU-MC
  • 登坂兄弟
  • 若旦那

小林の提案に賛同した7人が集結。ユニット名はキャタピラー。

当時、絢香はアーティスト活動を休止中。生まれ変わった曲が彼女の意志を引き継いでいくと言う事に快諾。

2010年、「足跡」としてモバイル配信、着うたフル(R)のみで配信された。楽曲の配信で得た収益は、ap bank基金を通じてハイチ地震など災害復興に寄付される。

キャタピラー – 足跡

YouTube – joejoe2higuchi2 -より引用

絢香 × GAKU-MC – あしあと はリリースされず、キャタピラー – 足跡は着うたフル(R)のみで配信。

いづれにしても、貴重な1曲だと思われる。

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